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代表の想い

手まりと草木染めの色に出会ってから、ヨーロッパを自由自在に移動していたにもかかわらず感じていた不自由さから解放されました。そんな自身の喜びがENNESTE・エンネシュテの原動力になっています。

 

夢中なものができると、「自分」への理解が深まる。

ここで言う夢中は、淡々と黙々と、なぜか体や頭がそちらに向かって動いてしまうもの。私は、たまたま手まりと草木染めに出会い、それから人生が変わりました。

私にとって夢中になるものとの出会いは、そのものを突き詰める喜びよりも、それを通じて、自分の好きなこと、大切にしている世界観、在り方、概念、得意なことなど、それまで曖昧にしていた、自分自身に関すること明確になって、人生が充実し始めるきっかけになりました。結果、行動できずに諦めていた人生に勇気をもって行動する力が湧いてきました。

自分の為に生きている感覚。そして、その感覚と共に、社会貢献に対する向き合い方、考え方も、より現実的なものに変わりました。

夢中になるものを見つけることは、自分が納得する人生にする一つのルートであることを実感しています。

 

夢中になると、意外な得意が発見できる。

もともと、広く浅くファッション、アート、音楽、デザイン、美味しいもの、旅行、言語などに興味がありましたが、自信を持ってこれ!といった趣味がありませんでした。推しに夢中な人や、音楽、アートを専門にしている友人が羨ましく思っていました。なので、手まりや草木染めに夢中になった時は、そのこと自体が嬉しかったのを覚えています。

広く浅い興味の対象と夢中になる対象の違い、それは、それまで眠っていたスーパーパワーが出てくる。営業職なんて絶対無理と言っていたのに、知らない人・店・会社でも自分から声をかけたり、手まりの作り方を広めたいからと、独学でイラストレーターを習得したり、英語での伝え方も勉強したり、写真の撮り方も何年もかけて少しづづ習得したり、他にもたくさんの経験が出来たことです。

手まり/草木染めをきっかけに、一見関係なさそうな、グラフィックデザイナー、カラーコディネーター、哲学者、アクセサリー作家、マーケターになる人が出てきても全く不思議ではありません。

 

ちょうどいい手まり・手仕事・草木染めの色。

手まりを最初に見た時は、なんとも言えない曖昧な感想を持ちました。だから手まりをすすめられて面食らう人の気持ちが分かります。しかし、手まりをお勧めするのには、実体験に基づく理由があるからです。

まずは、実用性がない、ある程度の枠(ルール)がある、持ち運びしやすい、のでとりあえずトライしてみやすい。機能性を考えなくて良いので、きちんと作らなければという心の引っ掛かりさえ克服できれば、色選びも縫い方も自分の思うがままに進められます。世の中にあるヘタウマ絵がかわいいな、それも個性よねと思う方、是非、同じ目を自分に向けてみてください。作り方には方眼紙のグリッドのような分割線を繋いで形をつくるので、絵心がなくても作れる。個性だって、色の組み合わせでしっかり出ます。材料も少なくコンパクトなので、飛行機の座席でも作れてしまいます。

また、草木染めの色は、トーンが統一されているのに色が豊富なので、楽しさもありながら色合わせのハードルが低い。この色の組み合わせ、違ったな〜ということが起きにくいのもトライしやすい理由です。

 

言葉が通じなくてもOK、いろいろな人と場を共有する。

手作業をしながらのコミュニケーションのメリット。それは、好きな距離感で人と居られることです。会話に興味がないときは、手を動かすことに集中して、。積極的に会話に参加したいときは、そうすることができます。だから、おひとり様で初めての場でも気兼ねなく参加ができるのです。

旅行中に手まりをつくるのも、面白い体験ができます。国内もですが、特に海外旅行。長距離移動の飛行機の中、空港の待ち時間、ひとり旅行中にカフェでくつろぐときなど、手持ちぶたさを解消してくれるだけでなく、現地の方に好意をもって声をかけられることがよくあります。旅行中に目の前に広がる風景をインスピレーションに色を選んで手まりをつくったりすることも出来ます。

そうやって、1人でも行動できる自信が出来てくると、行動範囲や出会いが広がり世界が広がります。

海外では、編み物しながらピクニックで集まったり、夜集まってお酒を飲んだりしていますが、日本でももっと、そういった機会をつくっていきたいと思っています。

 

夢中になれるものがあるというのは、人に気兼ねしないで自分らしくいられるホッとする居場所を持つことになる。そういう自分の根を張れる場所があれば、すぐに変わらなくても、自由な感覚をもちながら、生活の違和感に働きかけていく力が出てくると思っています。

 

エンネシュテ代表 泉 菜穂

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