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ライフスタイルとしてのハンドメイド

エンネシュテの新しいコンセプトに合わせて、オンラインショップを新しくし再スタートを切りました。

新しいコンセプトは「色とデザインでつなぐ」です。デザインだけでなく、心も豊かに楽しくする商品を提案します。糸などのハンドメイド・手芸関連の商品は、内面を豊かにするライフスタイル商品として提案していきます。これには、ハンドメイドや手芸のイメージを変えたい!という強い思いがあります。

色々な人がハンドメイドや手芸をしたら、音楽やファッションや食のように広がりがでて楽しいに違いないと思うからです。

私自身、もともと手芸やハンドメイドに関心がなく、広く浅く色々なおしゃれでカッコイイもの、それとちょっと頭良さそうなものが好きでした。ファッションや音楽や現代アート、旅行。クラブに好きなDJの音楽を聴きに行って踊ったり。

手芸に挑戦してみようと思ったのは、おしゃれなパリジェンヌの友人が、女性だけでなく男性も入り混じって、編み物で集まってパーティーやピクニックをしたり、パリの地下鉄で吊り革に手編みのカバーを付けて遊んでるのをみたのがきっかけでした。

それから、しばらくして編み物をすこーし、それから手まりにハマり、ますます手芸のイメージを変えたいという思いは強くなりました。

手元に集中して作業していると、瞑想をしているような感じで考え事から解放されたり、人と一緒に作れば、会話に参加したり手元に集中したりできるので、コミュニケーションを気楽にすることができる。

クリエイティブな事をしたいけれど絵心がゼロで、白い紙に絵を描くなんて恐怖な私には、基本のルールが決まっていて、その通りに進めながら、配色や少しアレンジを加えるだけでクリエイティブになれる手まりが面白く感じられました。

その面白さを伝えたくて「手まりをしている」と伝えると、「家庭的だね」と返ってくる。

?!?!?!?!?!

なんなら手まりに夢中になり料理もしてないんですけど?

 他にも、手まりの説明をしても、「わたしは、そういうの苦手なんだよね。」と棒にも箸にも引っかからない答え。

「フランスの会社で働いてるんです。」と言った時は、「えーすごいですね!」と反応が良いのに。糸や針の話は、引かれてしまう。。。。

要はイメージなんだな。と思いました。確かに。「母さんは夜なべして、手袋編んでくれた〜」の曲調はなんとなく寂しい。感じがしてしまう。

 

 

私も根をつめるほど、手まりを作りません。難しい模様よりも、シンプルな同じ模様を気が向いたときにつくるのが好き。それは、1ヶ月に1回もあれば良い方。でも、手まりを作るという選択肢が自分にはあって、本当によかったなと思っています。散歩にいったり、映画を見に行ったりと同じ感覚です。手まりを好きになると、今までの経験や好きがもっと好きになったりもします。

とにかく、実は、こんなに良い事だらけの手まりや手芸が、「家庭的」のようなイメージが先行して、私のように人生まで変えられる人がいるかもしれないのに、もったいない!し、同じ感覚で作れる仲間をもっともっと増やしたいなと思いました。

手芸やハンドメイドはこう!とかありません。

おしゃれにして楽しんだり、好きなアニメのキャラを表現してみたり、瞑想として取り入れてみたり、海外旅行中の待ち時間が短く感じられるだけでなく、現地の方との交流もできます。

手まりがきっかけで憧れのブラジリアンミュージックの巨匠セルジオ・メンデスやカルロス・ゴーンさんとお食事する機会に恵まれたり、もっともっとビックな夢だって叶えられるんです。

ハンドメイドや手芸は、ライフスタイルを変えたり楽しくする趣味。まちがいない。だまされたと思って、一緒にハンドメイドを試してみてください。w

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